後悔しないための中古医療機器の選び方
品質と価格の妥当性を判断する
中古医療機器の専門業者はインターネットを利用したWebショップの形態で営業していることが多く、商品の品質や価格の妥当性を見極めことが重要になります。
品質の見極め方
現在の法令では、中古医療機器を販売(流通)する場合に、必ずメーカーに事前通知を行い、メーカーの品質安全管理に係わる注意事項(指示)に基づいて販売することが、販売業者に義務付けられています。
通常は、販売前にメーカーの整備点検を受け、品質に問題がないことをメーカーが確認した後に出荷されます。
購入しようとする機器が、法令に基づいた手続きで流通する機器であることが、購入の最低条件と言えます。
購入前には必ず、上記の手続が適切に行われた機器であることを確認しましょう。
経過年数に注意
中古と新品の比較で重要になるのは“経過年数”です。
製品には、その機器ごとに「製品寿命」があります。
寿命は機器の特性や使用状況によりことなりますが、電子機器の場合、概ね10年前後で寿命を迎えることが多く、購入後の寿命(耐用年数)は、10年から経過年数を引いた年数が目安となります。
したがって、経過年数が少ない製品ほど中古品としての価値が高く、一般的に価格もそれに比例します。
安くても古い機器を購入する場合は、それなりの覚悟が必要です。
同様の商品を価格で比較検討する場合、価格を寿命の残年数(目安として10年から経過年数を引いた年数)で割った金額(1年あたりの価格)で比較するとよいでしょう。
| ① 6年経過で500,000円の機器の場合 |
| (予測製品寿命) 10年 - (経過年数) 6年 = (耐用年数残) 4年 (商品価格)500,000円 ÷ (耐用年数残)4年 = (耐用年1年あたりの価格)125,000円 |
| ② 3年経過で700,000円の機器の場合 |
| (予測製品寿命) 10年 - (経過年数) 3年 = (耐用年数残) 7年 (商品価格)700,000円 ÷ (耐用年数残)7年 = (耐用年1年あたりの価格)100,000円 |
上記の比較では②の方が25%お得な商品と言えます。
但し、3年後に買換えを予定している場合で比較するなら、①の方が有利な選択になります。
また、耐用年数の残年数は、予測される「期待値」であることを理解ください。